成長の階段を上り続けて、希望に満ち溢れていた時代──

それは私が十代・二十代の頃の話で、日本は隆盛を極めていた感がありました。

当時、海外に行くと日本人というだけで好意的に接してくれたことも多く、

私は日本人であることをとても誇らしく感じたものです。

その時の私は若いこともあり、希望の裏側にあった社会消耗の響きにまったく気付いていませんでした。

　国際情勢や科学技術の変化に伴って生じた成長の減退と、高齢少子化による急速な労働人口の減少が、日本社会の活動速度を一気に鈍化。

今、私たちは緩やかに老朽化する社会の中で、新しい時代に見合った持続的な成長を可能とする社会の在り方を探求し、懸命に奔走しています。

私もそうして、新しい社会を見出そうと奔走し続けている一人の人間です。

その私には信じることがあります。

それは、社会の原動力がすべて「人のつながり」から生まれるという考えです。

高度かつ複雑化した時代においても、その原理は変わる事はありません。

私はただ人を紹介するだけではなく、「人をつなげる」人材紹介業を展開しています。

外国人材が日本の中で長期間に渡って安心して学べる環境を整え、

彼らの中から優秀な責任者や起業人が生まれるよう多角的に支援すること。

また、さらにそうした育った人材が母国に戻って新しい時代を築く原動力となっていくこと。

それらの広い視野の「つながり」を実現し、新しい日本の創生に貢献していきたいと考えております。